こんにちは!アキゾラです。
昨日から引き続き、アキゾラが保有する高配当米国ETFの情報のまとめをしようと思います。
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF、SPYDです。
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)とは
The SPDR® Portfolio S&P 500® High Dividend ETF seeks to provide investment results that, before fees and expenses, correspond generally to the total return performance of the S&P® 500 High Dividend Index (the “Index”)
SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
はい、えっとこれ公式の日本語サイトの方には載っていないですね。
S&P 500 High Dividend Index(S&P 500 高配当指数)に、経費控除前で、連動する投資成果を上げることを目標としたETFということです。
運用会社 | STATE STREET GROBAL ADVISORS ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ |
設定日 | 2015年10月21日 |
ベンチマーク | S&P 500 High Dividend Index |
証券コード ティッカーシンボル | SPYD |
取引所 | NYSE アーカ |
経費率 | 0.07% |
設立は2015年10月21日ということで、結構新しいです。
SPYDのベンチマークであるS&P 500 High Dividend Index(S&P 500 高配当指数)は、S&P500指数内の上位80社の高配当利回り企業のパフォーマンスを測定するように設計されているものだそうです。
経費率は0.07%ということで、ちょうどVYMとHDVの間になっていますね。
まぁこの3つとも大して変わらず低コストであるという認識で問題ないと思います。
SPYDの構成銘柄リスト
SPYDの構成セクター
SPYDの構成セクターは以下のようになっています。
2021年4月2日現在
2020年9月からずっと金融がトップで変わりませんね。
次が不動産、エネルギー、公共事業となっています。
↓2020年12月26日時点
↓2020年9月25時点
↓2020年6月26日時点
↓2020年3月時点
微妙にセクター比率は時期により上下しますが、不動産が18%占めるというのは、VYM、HDVとは大きく異なるところだと思います。
高配当米国ETFで不動産にも投資をしたい場合は、SPYDが候補になると思います。
SPYDの上位銘柄
上位銘柄は以下です。
2021年4月2日現在
トップはヒューレットパッカードですね。次がシーゲイト。
上位銘柄と言っても、パーセンテージ見てもらったら分かる通り、そこまで偏りはないです。
細かく知りたい方は公式サイトから一覧を取得しましょう。
↓2020年12月26日時点
↓2020年9月25時点
↓2020年6月26日時点
↓2020年3月時点
SPYDのパフォーマンスは?
SPYDのパフォーマンスは以下の通りです。
2021年4月2日現在
赤がS&P500、青がSPYDです。
コロナショック前まではそこまで大きな差がなかった両者ですが(配当金再投資を行うことで結構互角くらいではあった)、S&P500がコロナショック後に最高値更新をしたのに対して、SPYDはかなり苦戦していることがわかります。
しかし、コロナ前の水準には戻りましたね。ここからどうかなというところ。
SPYDは高配当企業への投資となりますので、必然的に株価は上がりにくいところがあると思います。
SPYDはETFですので、定期的に銘柄整理が行われていることを忘れないようにしましょう。
基本的には「高配当」ということに対してこれがいい方向に作用するように銘柄整理が行われると考えますが、それが株価の方にどう影響するか、という視点で見ると、このようなコロナの状況下では必ずしもS&P500のようにはいかないようです。
個人的には緩やかに上昇していってくれることを期待しますが、どうなるでしょうか。
SPYDの配当と配当利回り
SPYDの配当は、年4回(3月/6月/9月/12月)です。ここは、HDVやVYMと一緒です。
2021年4月2日現在の配当利回りは5.89 %です。2021年3月の配当は上がりました。コロナショック後、昨年末からようやくSPYDホルダーが報われる状況になってきました。
SPYDは通常4%~5%くらいの推移のように思います。今のところはHDVやVYMよりちょっと利回り優秀な感じになってます。
インカムゲイン(配当金)狙いにはとても魅力的な配当利回りといえます。
まとめ
SPYDは、HDVやVYMと同じく高配当米国ETFですが、セクターとして不動産が多いことは他の二つとの大きな差異と言えると思います。
配当利回りも、現在のところHDVやVYMにくらべ1%近く高めです。
魅力的な利回りに魅了されつつ、アキゾラは今後も購入していく予定のETFです。
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