高配当株ETFの有名どころ3つ。
- VYM
- SPYD
- HDV
これらのうち、HDVについて、情報をまとめました。
その他2つはこちらからどうぞ↓
iシェアーズ コア米国高配当株ETF(HDV)とは
iシェアーズ コア米国高配当株ETF(HDV)とは、名前からも分かる通り、高配当ETFの一つです。
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFは、配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
運用会社 | BLACKROCK ブラックロック |
設定日 | 2011年3月29日 |
ベンチマーク | モーニングスター配当 フォーカス指数 |
証券コード ティッカーシンボル | HDV |
取引所 | NYSE アーカ |
経費率 | 0.08% |
設定日は2011年3月29日ということで、現時点で8年くらいたってますね。リーマンショック後設定のETFですね。
米国の有名、優良企業の株式に投資、財務状態が健全であり、配当金を支払っている企業の株式75銘柄で構成されています、とのこと。
財務状態が健全~配当金~いい響きですね。
経費率は現在0.08%。VYMは0.06%なので、それよりは少し高いですが、ETFですし、問題なく低い経費率です。
HDVの構成銘柄リスト
構成銘柄数は75銘柄です。どのような銘柄で構成されているかというと。
HDVの資産構成
2021年4月2日現在
エネルギーが一位になっている2021年4月現在。
比率が高いのは変わらず特徴かなと思います。
ヘルスケア、生活必需品、金融が上位となっています。(2021年4月現在)
ちょっと2020年12月からセクター比率が変わっている感じがありますね。通信とかだいぶ比率が落ちました。
セクターの種類、比率はVYM、SPYDどちらとも違いますので、投資先がかぶるってことはなさそうです。3つ所有することで、リスク分散が広くなるイメージかなと。
ちなみに、以下が過去の構成比率です。構成の移り変わりが何となく見えてくるかと思いますので、ご参考に。
2020年12月26日時点
2020年9月30時点
2020年6月時点
↓2020年3月時点
↓2019年8月時点
HDVの保有銘柄TOP
保有銘柄は以下の通りです。
2021年4月2日現在
上位はEXXON MOBIL CORP、JOHNSON & JOHNSON、JPMORGAN CHASE & CO。
ETFは中身の組み換えがありますので、今後変わっていく可能性は大いにありますね。
過去の保有銘柄TOP一覧は以下になります。
2020年12月26日現在
2020年9月30日時点
2020年6月時点
↓2020年3月時点
↓2019年10月時点
HDVのパフォーマンスは?
設立以来の基準通貨1万単位のパフォーマンスは以下の通りです。
これまで、上下ありつつの順調に上がっていますね。
コロナショックで大きく下落しましたが、こうしてみると早い段階でかなり回復しています。ほぼ下落前の水準まで戻っています。
HDVが強いというか、米国株式がコロナ後回復が目覚ましいところがあるためだと思いますが。
正直まだ気が抜けない状態だと思ってますが、HDVはリーマンショックを経験していないETFだったので、暴落時のどのように動くかという目安がなかったのですが、これである程度動きが見えたのはよかったかと思います。
暴落も、理由によってその後の動きって変わるのであくまで一つの参考ですけどね汗。
完全に暴落前の水準に戻すには少し時間がかかるのかもしれません。
注意として、このパフォーマンスは、配当金を再投資したと仮定した場合のパフォーマンスということです。複利で回した場合ってことですね。
チャート推移では以下です。
青いのがHDV、参考に赤いのがS&P500指数です。
S&P500の動きに比べると穏やかですが、それでも右肩上がりですね。
2012年ごろはS&P500よりいい感じすね、ただ2016年から傾きはS&P500より緩やかになっています。
高配当ETFですので、そこまで株価があるわけではないと思いますが、それでも緩やかに右肩上がりなのはいいところです。
S&P500のパフォーマンスには及びませんが、コロナショック後もそれなりに回復してはいますが、まだこの先どう動くか、といったところはありますね。
HDVの配当と配当利回り
HDVの配当は、年4回(3月/6月/9月/12月)です。ここは、VYMやSPYDと一緒です。
2021年4月2日時点の情報で、利回り約3.72 %。
通常3~4%くらいといったところを推移しているようです。
今後も継続して追加購入していきたいETF
基本的には、インカムゲイン目的ではありますが、HDVに限らずですが、米国ETFは比較的キャピタルゲインも狙える可能性があるのがいいところじゃないかと思っています。
米国ETFはアキゾラの資産運用の軸の一つでありますので、今後も継続して買い付けていきたいと思っています。
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