こんにちは。アキゾラです。
自分のメモついでではありますが、アキゾラが保有する高配当米国ETFのVYMについての情報をまとめておきます。ちょっとだけ、配当金報告でも見てはいましたけど、ちゃんとまとめます。
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)とは
米国株式市場の、高い配当利回りの銘柄で構成される、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
運用会社 | Vanguard バンガード |
設定日 | 2006年11月10日 |
ベンチマーク | FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス |
証券コード ティッカーシンボル | VYM |
取引所 | NYSE アーカ |
経費率 | 0.06% |
設定日が2006年ですので、HDV,SPYDと比べると、歴史がありますね。リーマンショックを経験しているETFです。
大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入れている、とのことです。
経費率は現在0.06%です。投資信託と比べて、経費が掛からないのがETFのメリットですね。
VYMは、結構組み入れ銘柄が多めなんですよね。
VYMの構成銘柄リスト
VYMのセクター別構成比率
VYMの構成セクターは以下のようになっています。
2021年4月2日現在
バンガードが日本撤退したことでWebサイト上見づらくなりました汗。
上位から金融、ヘルスケア、生活必需品、という感じですが、結構まんべんなくだと思います。
大きな偏りがないので、割とこれだけでも分散できているかなという印象を受けます。
2020年9月に比べると、生活必需品が上がってきていますね。
過去は以下のような形でした。
2020年12月26日現在
2020年9月29日現在
2020年6月28日時点↓
2020年3月時点↓
VYMの組み入れ銘柄
組み入れ上位銘柄は以下のようになっています。
2021年4月2日現在
上位10銘柄で24.1%を占めているということですが、VYMの組み入れ銘柄数は414となっています。
JPMORGANがトップになっていますね。
2020年12月26日現在
2020年9月29日時点
2020年6月時点↓
↓2020年3月時点
VYMのパフォーマンスは?
設立以来のパフォーマンスは以下の通りです。
リーマンショック時期を含めたものが欲しかったんですけど、、公式サイトからだと、過去10年が表示の最大でした;
その代わり、新型コロナウイルスによるコロナショックのからの回復の形を少し見ることができますね。
ちょこちょこ上下はありますが、10年でみてしっかり右肩上がりですね。ちなみに、これは配当金を全て再投資した場合のパフォーマンスです。
コロナショックでがくっと下がりましたが、2021年ではだいぶ回復しています。
チャート推移は以下です。
青がVYM、赤が参考までにS&P500指数です。
2017年以前はほぼ遜色ない値動きをしていますね。これにはちょっと驚き。そしてしっかり右肩上がりです。たぶん、これ、再投資することでS&P500指数より優秀なパフォーマンスだすんじゃないでしょうか?
2017年以降、少しS&P500よりも緩やかとなっている印象です。
高配当株ETFですし、これで自然な形のように思いますので、あまりこれまでと同じようにS&P500と同等のパフォーマンスを過度に期待してはいけないような気がします。
ただ、コロナショックで結構差が広がった感じはありますね。落ちるのは落ちるで一緒なんですが、回復の幅がちょっと追いついていないかなと。
2021年に入ってから、だいぶ上がっている印象があります。
VYMの配当と配当利回り
VYMの配当は、年4回(3月/6月/9月/12月)です。ここは、HDVやSPYDと一緒です。
配当利回りは、2021年4月2日現在で、2.97 %くらいです。
だいたい、SPYDやHDVと比べると少し低い配当利回りであることが多いですが、それら二つに比べてコロナショックの3頃からの株価の回復度合いは高いですし、その辺のバランスから見て、妥当なんじゃないかと思います。
通常で、3%程度の配当利回りである印象です。
まとめ
VYMは比較的幅広いセクター、かなり多い銘柄数に投資を行っている高配当米国ETFです。
高配当米国ETFの筆頭のようなイメージもありますし、人気のあるETFなので、高配当ETFを探している方には、問題なくおすすめできるETFなんじゃないかと思います。
アキゾラも、今後も継続して追加購入していく予定のETFです。
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