どうもこんにちはアキゾラです。
今回、年一でやってる子宮頸がんの定期健診でひっかかり、結果的に円錐切除手術することになったお話をしようと思います。
正直、自分がこういうことになるとは全く思ってなかったんで、かなりビビりました。
そんなアキゾラの経験談ですが、こんな事でもどなたかの参考になるかもしれないので、記録として残してみようと思います。
本シリーズはこちらのタグで更新しています。よろしければどうぞ。→高度異形成で円錐切除手術となった話
全体のタイムライン↓です。
- 2022年4月レディースドック受診、子宮頸がん検診実施(前回はちょうど一年前、問題なし)
- 2022年5月~6月子宮頸がん検診結果受領、精密検査実施
検診の結果が、ASC-H。
で、コルポ診の結果、中等度異形成CIN2判定、HPVはハイリスク型が陽性
- 2022年9月3か月後検査実施
結果、高度異形成CIN3判定
- 2022年10月紹介状をもって大きな病院へ
ここで手術が決定
- 2022年11月手術(円錐切除術)実施
- 2022年11月(手術から約2週間後)病理検査結果受領
切ったところは軽度異形成で、全部取り切れてるとのこと。今後は経過観察へ
アキゾラの子宮頸がん検診の受診頻度やワクチン接種について
毎年子宮頸がん検診は受けていました。
だいたい25歳くらいの時からかなー?
子宮頸がん検診は、20歳くらいから2年に一度定期健診、っていうのが推奨されているみたいですね。
アキゾラは20代前半では特にやってなかったけど、やるようになってからは会社の健康診断のタイミングで、毎年やっていました。
そしてこの年(検診で引っかかったとき38歳)まで、何も問題なくきたわけです。
また、子宮頸がんのワクチンも受けてました。
ただこれは、結構遅くて30過ぎてから打ってるんですよね。
ちょうど、子宮頸がんワクチンの安全性が問題視されて、中学生(だっけ?)の一斉接種が中止になっていた頃だったと思う。
アキゾラは、もうだいぶ遅いけど受けといて損はないかなと判断して、自ら希望してワクチン打ちました。
そんな感じで、できることはやってるみたいな意識あったんですけど、なんか不安はありました。だからワクチン打ったんだけど・・結構、心配性なんですよねぇ。
ちなみに、私の年代で周りで子宮頸がんワクチン打ってる友達は、知る限り一人しかいないです。
今の若い子は結構状況違うのかなーと思います。
子宮頸がん検診で要精密検査になってから、高度異形成までの流れ
2022年の4月に受けた検診で、要精密検査、結果としては「ASC-H」でした。
なにそれって感じですが、まぁ調べればわかるんですがこれって高度病変疑いということで、「えぇ??・・・」となり、近所のかかりつけ医へGO。(子宮頸がん検診は、会社のレディースドックで別の検診センターで受けてる)
ここで、レディースドックでの子宮頸がん検診結果を伝え、コルポスコープ検査をやることになりました。
結果は2週間後だったかな、中等度異形成にあたる、「CIN2」でした。
これをもって、次はHPVの型検査を行いました。
HPVには、ハイリスク型と、そうでない型があります。自分が、どの型が陽性なのか(もしくはHPV陰性なのか)を確認します。
これも結果2週間後だったような。結果は、ハイリスク型の31と58型が陽性でした。
この段階でもう結構ショック・・。
CIN2で、HPVハイリスク型だと、原則3か月ごとの細胞診・コルポ診になり、病変が消退しない場合はレーザー蒸散/円錐切除も容認、みたいな説明の紙と共に先生から説明を受けました。
割とてんぱったアキゾラはこの時、いやもうとっとと手術してしまいたいなとか思ってました。
何となく不安を抱えて様子見するより、取っちゃった方が精神衛生上いいような気がしてました。
先生に、別にがんじゃないし、そのまま消えちゃうことも結構あるし、そんなに心配しないで元気に過ごしてねと励まされ、3か月後にまた来てねということになりました。
この結果出た時は、正直結構へこんで、友達に相談したり。
でもまぁがんじゃないし、消えることもあるらしいし、という感じで割とすぐ復活して普通に生活してました。
で、3か月後。再度検査を行いました。
すると、結果は、うーん、ちょっと進んでいるね~ということで、高度異形成、「CIN3」でした。
いやまじか
これだと手術かなーということで、近くの総合病院へ紹介状を書きますとなりました。
なんか、毎年子宮がん検診受けてたのに、中等度で発見されたのもそうだけど、その3か月後に高度異形成って、よくわからんけど変化めっちゃ早くね?と正直結構な不安に駆られたアキゾラでありました。
あっという間でなにがなんだか・・・
ASC-HとかCIN2とかCIN3て、いったい何?という人もいるかもなので(ここ見てくれている人の大半は知っていると思うけど)、簡単に言うと、以下のような感じ。
- 細胞診(通常の子宮頸がん検診ではこれをやる)の結果。
OK→ASC-U→ASC-H→LSIL→HSIL→がん
- 組織診(要精密検査が出たらやる、コルポ診)の結果。
OK→CIN1(軽度異形成)→CIN2(中等度異形成)→CIN3(高度異形成、上皮内がん)→がん
病変の程度によって、レベルみたいなのがあって、それのことです。
CIN3は、簡単に言えば、がんの一歩手前なんですね。ここまで来ると、ほっといても自然によくなる可能性は低い、、のかな?ゼロではないのかもしれないけど、がんに進むとまずいので手術しましょう、ということだと理解しています。
なお、アキゾラのここまでのタイムラインはこんな感じですね。ちなみに、この段階ではもちろん(というのか?)何の自覚症状もありません。
- 2022年4月レディースドック受診、子宮頸がん検診実施(前回はちょうど一年前、問題なし)
- 2022年5月~6月子宮頸がん検診結果受領、精密検査実施
検診の結果が、ASC-H。
で、コルポ診の結果、中等度異形成CIN2判定、HPVはハイリスク型が陽性
- 2022年9月3か月後検査実施
結果、高度異形成CIN3判定
総合病院へ紹介状を持ってGO
まず電話で予約を取ってくださいね、ということで電話するんだけど、混んでるんですよねぇ。
総合に電話、その後産婦人科に回してもらうって流れだったんですが、2回連続で、「ごめんなさい今産婦人科取り込み中(多分電話中って意味)でつなげないので、もう少ししてからまた電話かけてもらえますか」になり、しょっぱなからくじけ気味・・。
その病院、めっちゃ近所なので「もう行った方が早いですか・・?」ってなったよね
3回目の正直で電話つながり、約1週間後に予約を入れました。
そして診察日。
担当の先生から、紹介状の内容から確認した現状、紙に書いて自分が受けてきた検査(検診の組織診、コルポの細胞診、HPVの型の説明など)とその結果について詳しく説明してくれました。
で、結論から言うと「円錐切除手術」しますよってことになりました。
結論から言うとって言うほど長い話があったわけではなく、もうこの結果なら、これががんになる前にねってことで、手術です。って感じ。
自分で調べてはいたので、そんな驚かずですが、なんつーか展開はやい。
円錐切除手術ってどんな手術かっていう説明もしてもらいました。
子宮頚部の入り口っていうのかな?そこを円錐状に切る手術です。
これで全部怪しいところ取り切れればOKで、術後の検査の結果、まだ残っているようだったら追加の対応が必要なこともあるよみたいな説明されました。
円錐切除手術のための事前検査など
手術するとなったら、もうその場で手術日時を仮予約となりました。
で、アキゾラは普段ピルを服用していますが、手術のため、ピルの服用は今日からもうやめてください、とのこと。
飲んでるとあかん模様です
そんで手術は、ほぼ一か月後に予約を入れることになりました。
ちなみに、手術日に生理が当たってたらできないんですか?と聞いたら、無理ではないけど状況次第らしい。出血で見づらくなってしまうみたいな弊害はあるみたいなので、なるべく生理は当たらない方がいいみたい。
そして、円錐切除手術は一泊二日の入院が必要なこと、全身麻酔下での手術となるため、それがOKかどうかを確認するために事前に採血、心電図、胸部レントゲンの検査が必要との説明を受けます。
「今日もう一回こちらで組織検査(コルポ診)しますので、その結果が2週間後ですね。その時にそれらの検査をしてもらってもいいし、術前1か月以内ならOKなので、今日やってしまってもOKですよ」
とのことなので、じゃあもう今日やっていきますーってことにしました。
で、組織検査して、採血、心電図、胸部レントゲンとやって、その日は終了。
総合病院の外来なので人がたくさんいるんだけど、意外とさくさくと進んで朝一の予約だったけど、午前中に終了。
なお、この日のお会計、11,750円でした。
ちょっと今年は医療費ほかでもちょいちょいかかってるー涙 医療費控除のこと全く考えてなかったけどやった方がいいレベルになってるかも?でもこれまでの領収書が・・ない。。
事前検査の結果と入院手術の決定
手術のための事前検査から2週間後、また病院に行って結果を聞きました。
結果問題なしということで、そこからさらに2週間後の手術が決定。
今コロナのこともあって、入院前にはPCR検査がいるようです。
医師の説明終わってから、総合の入院説明受付みたいなところに回されて、色々入院に関する説明をしてもらったんですが、正直一気にいろいろな情報きすぎて整理できてない、が直後の感想。
1泊2日って聞いてたはずなのに、入院診療計画書の日付見たら2泊3日にみえるのだが・・・って帰ってきてから気づく。
いやだって、大事だと思われるマーカーつけてるところだけ見せられて、この日付のところ説明なかったしなぁ。
入院説明のエリアは結構混んでて、周りも入院のための説明をガヤガヤガヤガヤ・・声聞き取れないーって感じだったし、入院前にちょっと微妙な気持ちになったのは否めない。
そしてここからはあんまり手術自体とは関係ないつぶやきです。
地味に問題発生。
「入院当日と、手術当日は付き添いの方が必要ですので、どなたかいらっしゃるようにお願いします」
ということ。
2週間前にも同じ趣旨のことは言われていたんですけど、まぁどうしても難しかったら連絡取れるようにしておいてもらえればいいですよってノリだったんですが、今回は、原則付き添い必要なので身寄りがないとかどうしても無理って場合を省き、どなたか来てもらうようにお願いします、友人でもOKだし、両日別の人でもいいですので。と割と強い口調で言われました。
いやそうは言ったって、、平日2日連続でそんな。た、頼める人がいない・・・。
ちょっと色々事情があって、親には頼りたくありませんでした。
頼りたくないというか、余計な心配かけたくないのもあって言いたくないというのも大きく。
いやでも誰に頼むのよ、みんな忙しいよ?
ここでちょっと初めてしんみり感じました。
ああ、独り身ってこういうことなんだなぁ。とw
いや一応パートナーはいるのですが、今は海の向こう。
まぁ結論から言うと、友達が来てくれることになったのですが。
何人か仲のいい友達に手術の話をしたら、私が頼む前に、行こうか?行くよ。て言ってくれる友達。
なんか、私は本当に幸せ者だと思って不覚にも泣いてしまいましたw
とまぁ、今回のことで、私は結婚したいって強く思っていない人なんですけど、こういう病院関係とか、「ご家族」が必要な場面って、出てくるんだなぁって。
年取ってくると、そういう場面って今後もなんかあるのかなって、ぼんやり思いました。
そんな感じで、次は入院から手術までを書けたらと思います。
お次はこちらです。
コメント