こんにちは。アキゾラです。
今日は米国株の高配当ETFに投資する理由をあげようと思います。
資産運用しよう、投資してお金を増やそう。そう考えたときに、真っ先に思い浮かぶのはどこかの企業の株を買おうってことかと思います。
つまり、個別株を買って、株価が上がるのを期待して、例えば株価が買った時の2倍になったら売って、売買差益をGETとか、長期ホールドして配当金を貰い続けるってことかと思います。
でも個別株って難しいです。
株価が2倍になればいいですけど、半分になって含み損、配当金が出ればいいですけど、業績悪化、無配当、なんていうことだってあり得るわけで。
アキゾラは個別株(日本株)も保有して入るんですけど、ポートフォリオの中で米国株式、それも高配当ETFが一番高い割合を占めています。
投資信託も買っていますが、投資先は米国株式が主。
なぜ、米国株の高配当ETFなのか、アキゾラが実際に買っているものを交えて3つ挙げたいと思います。
買っているのはVYM、HDV、SPYDの3つ
まず、アキゾラが投資している高配当ETFは、VYM、HDV、SPYDの3つです。
それぞれの特徴は、以下のポストを見てみてくださいね。
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)の情報まとめ
なんでどれか一つじゃなくて、3つなのか。
それは分散投資のためです。
ETF自体は、その一つの中でもすでに分散されているわけですが、やはりファンドによって投資先のセクターに特徴があります。
ここでいうセクターとは、エネルギーとか不動産とかヘルスケアとか、そういう業種のことですね。
3つとも買うことで、さらに分散させることができるので、セクター偏りなく投資ができるわけです。
この中で一番高い配当利回りなのは、2019年秋現在ではSPYDです。
特にSPYDは不動産が入っているのが大きな特徴で、VYM、HDVとは結構違いますよ。
おすすめする理由① 配当利回りが高い
一番の理由は、これですね。
例えばSPYDは2019年9月現在、配当利回り5.66%(税引き前)です。驚異の5%越え!
VYMは3.70%(税引き前)、HDVは3.21%(税引き前)です。
これら3つのETFは単純に配当利回りが高い企業の寄せ集め、ではなくて、米国の優良企業、財務健全な企業を集めてきているETFです。
配当利回りが7%、10%越えという個別株もありますけど、必ずしもその企業が健全(財務面)かどうかというのは、微妙なことも多いですよね。
また、いつ減配や無配になるかもしれません。個別株だとこの辺が心配です。
特に日本株式。花王のように連続増配を続ける企業もありますが、日本は米国に比べると株主還元への意識が低く、簡単に減配、はたまた無配になったりします。
米国株には、増配を続ける企業がたくさんあります。
その米国株の中で、安定企業、優良企業、財務健全な企業の寄せ集めで構成されるETF。
これである程度安定した配当利回りが見込める。
高い配当利回りの個別株もありますが、もしそれがこけたら・・?個別株で高配当株を集めるのよりも、安心感が違うと思います。
おすすめする理由② 値上がり益も見込める
一つの傾向として、高い配当金を出す会社って、成熟している会社が多いのです。
いわゆる成熟株。
これに対して成長株は、まだまだこれからどんどん大きくなっていく、つまり株価が上がっていく可能性を秘めている成長期の子供のような株です。
成熟株は、もういっちゃえばある程度成長しきった、安定した株、と考えることができます。
なので、株価はある程度安定していて、安心ではある面、逆に言うとめっちゃ上がることもあまり見込めなかったりします。(もちろん、個々に色々事情はありますけどね)
まぁ、配当金を維持して、株価も下がっていかないのであれば、それで十分ですが。配当金目当ての投資では。
でも、米国の高配当ETFは値上がり益もある程度見込めるのです。
例えば、VYMとS&P500のパフォーマンスを比べると、2017年くらいまではほぼ同じくらいのパフォーマンスでした。それ以降、少しVYMの方が緩やかになっていますが、それでも右肩上がりです。
HDVも同じです。株価は右肩あがりです。
つまり、ホールドしていることで配当金も入ってくるし、値上がり益も見込め、トータルリターンが高いのです。
SPYDは設立からまだそれほど年月が経っていないので長い目でみたデータがありませんが、SPYDはS&P500の上位80社の高配当企業のパフォーマンスを目指すETFです。
現在のところ緩やかではありますが、パフォーマンスは右肩上がりになっており、こちらもあまり心配しなくても大丈夫じゃないかなというところです。SPYDはその分、配当利回りが高いですしね。
おすすめする理由③ 経費率が圧倒的に安い
おすすめする理由3つめは、経費率が激安、です。
個別株だと、ここの費用はゼロなわけですが。
でも考えてみてください。
安心できる企業の寄せ集めでかつ、株価右肩上がりの値上がり益も見込める。
安心できる企業を自分で一つ一つ企業分析して選んでポートフォリオを作り、かつきちんと株価が上がる。
個別株を買うとなると、そのために企業分析するわけですが、これって結構骨の折れる作業です。一つ二つじゃないですし、日々その企業の状況を確認してないといけません。
株価が下がったら、損切りするのか、このままホールドするのか、ホールドしていて未来はあるのかw、自分で日々判断しないといけないです。
減配なのか、無配になるのか、とかもちゃんとチェックしてないといけないです。増配ならいいですけどね。
ETFはこの辺をファンドがやってくれるわけですね。ETFの中身の入れ替えもファンドがやってくれているわけです。
これをやってくれるなんて、めちゃめちゃ助かるなと思うのは、アキゾラだけでしょうか?
で、じゃあそのためにちょっとくらいお金を払わないといけないわけですが、これがSPYDだと0.07%、VYMは0.06%、HDVは0.08%、いずれにしても激安です。
0.06%って、50万持ってたらで300円/年、100万持ってたら600円/年、ですよ。
これで前述の作業をまとめてやってくれてお任せできるのであれば、払いますw 全然苦じゃないですよね。
まとめ
米国高配当ETFをおすすめする理由は以下3つです。
- 配当利回りが高い
- 値上がり益も見込める
- 経費率が圧倒的に安い
あとは、年4回配当が出るのも、地味に嬉しいです。
VYM、HDV、SPYD共に、3月/6月/9月/12月です。
個別株のように株価爆上げ!みたいな夢はないですが、その分(個別株に比べれば)爆下げもなく、安定して配当を貰いながらちょっとずつ株価は右肩上がりしていくであろう米国株の高配当ETF。
忙しい会社員や、ほったらかしでもそれなりに資産形成したいアキゾラのような人には、大変おすすめだと思います。
ではでは!
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